自分にとっての十分
これだけあれば十分と言い切れるレベルを決めておきたい。
最近、「欲を持つことは悪いこと」と考えている人が非常に多いと言われていて、それではだめだ「欲を持て」と欲を持つことの大切さを伝えている人も同時に増えている。
わたしも、他人に迷惑を掛けない、正しい欲はいくらでも出してかまわないと思う。
しかし、その欲求が満たされなかったときに、やっぱり欲張るんじゃなかった、もう欲張るのはよそうとならないでほしい。
ひとまず立ち止まって、「欲張りすぎではないか?」と考えてみよう。
欲を出し過ぎると自分では叶えようがないレベルまでに達してしまう。それが無かった時と、現状をくらべてみると、果たしてどうだろうか?よくよく考えてみると、それで自分には十分と言えることも多いのではないか。
同じものばかりを際限なく欲するのではきりがない、また別のものを十分と思えるまで欲すればいい。
そのためにも、欲する時には、自分にとって十分と思えるレベルを決めておきたい。