いつか何かの役にたつ
一見、何の役に立たないように思えるものこそ必要なものだ。
今すぐに役に立たないものを不要と考えてしまうのは、いささか問題ではないか。
たとえば、趣味でやっていることを周りが無駄だといっても、あなたがそれに没頭できるのであれば、それはすでに役にたっている。
たとえば、少しぐらいの悪いことだって、必要悪という言葉があるように、役にたつこともある。
それひとつでは何の意味も成さないものであっても、何かが組み合わされば、突然意味を持つようになったりもする。
物と物の組み合わせ、人と物の組み合わせ、人と人との組み合わせ。ひとつひとつの組み合わせ、出会いがかわれば、「役」も変わる。