常識は疑ってかかる
あなたにとっての常識と、他の誰かにとっての常識は一致するとはかぎらず、多くの人にとっての常識も、時代の流れによって変化していく。
数年前までは常識だった、数ヶ月前までは常識だったということや、数日前までは常識だったということもある。
常識に惑わされてしまわないよう、「それは真実なのか?」と自分への問いかけを忘れずにいたいものだ。
しかし、当たり前のことを疑うというのは難しいもので、一度、自分がそうだと解釈してしまったものは、その見方を変えることも困難といえる。
それが自分にとって疑いたくない事実・希望や夢だとすれば、なおさらだ。
結局のところ大切なのは、常識とは自分を含めた誰かの偏見にすぎないことを理解しておき、「常識だから」という自分の考えや他人の意見に右往左往しないことではないだろうか。
「常識」という言葉に出会うたびに、「どれくらい常識なのか?」を自分で調べてみる。