人にして遠き慮(おもんぱか)りなければ、必ず近き憂(うれ)いあり。
慮(おもんぱか)りとは、よく考える、計画するという意味。
これは、「よく考えてから行動しなさい」ということではない。
目先のことだけ考えるのではなく、先のことを考えるようにすれば、心配事は減らせるという教え。
何か心配事があるならば、まずは解決したいことを明確にすること。
それが明確になったら、問題を小分けにして、1つずつ対策を考えていく。
心配事を漠然としたまま放っておくことが一番よくないことである。
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