社員が定着しない、社員がどんどん辞める会社の作り方

2014年9月29日

思わず「こんな会社に居たくない!」と言いたくなる会社とは?

今回は、社員が定着しない会社の作り方として、まとめてみました。

社員が定着しない、社員がどんどん辞める会社の作り方
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企業理念は語らず、質問には曖昧に答える

まず、一番大事なのは、企業理念です。

もし、社員に「うちの会社の理念は?」と問われた場合、企業理念を印刷した資料を渡すか、会社のウェブサイトにある企業理念ページのURLを教えます。あとは、「ここに書いてるから読め」と言いましょう。いちいち、口で説明してはいけません。無機質な紙やウェブページがよいでしょう。

そして、「この部分は具体的にどういう意味でしょう?」と、わけのわからない質問が来た場合は、解釈の仕方を丁寧に説明してはいけません。

「そこは、自分で考えなさい」
「いいんだよ、企業理念なんて、どうせ形だけなんだから」

このように返答するのが、効果的だと言えます。

このやりとりは、新入社員に対しても有効ですが、勤務年数の長い社員や、部下を持っている社員、上層部・幹部にも、非常に効果的です。

企業理念をわかりやすく説明できない、会社の使命や夢を熱く語れない、そんな上司・社長に、社員は「ついていけない!」でしょう。

企業理念を軽視すること、これが「こんな会社に居たくない!」と思ってもらうための、一番重要なポイントになります。

達成困難な売り上げ目標を設定する

わざわざ書く必要もないと思いますが、企業として永く存続するため、売り上げ目標は重要です。

必ず毎月、できれば半月区切りで、達成が難しそうな目標を設定してください。簡単に達成できる目標などは、無い方がマシです。

「目標は高くしないと意味が無いんだ!」と持論を展開するいい機会にもなります。

長期目標は立てるな!

短期目標は重要ですが、長期目標は立てないようにしましょう。

もし、会社の長期目標を聞いてくるような社員がいたら、「目先の目標達成ことだけを考えろ!」と言っておけばいいのです。

会社にしっかりとした長期目標があると、社員が定着してしまいかねません。

成果を求め、頑張りを認めない

日本にはアメリカから輸入した「成果主義」が蔓延っています。だれもが「成果主義」に疑問を感じながらも、そういうもんだと理解しています。

ですから、社員の仕事には、必ず成果・成功を求めます。会社の売り上げのために、社員に働いてもらいましょう。

売り上げに直接貢献したものだけが成果である

大事なのは、売り上げに直接貢献したものだけを、成果・成功であると定義しておくことです。そして、少しぐらいの成果は認めてはいけません。

成果につながらなかった仕事に対する頑張りを認めてしまうと、社員が定着してしまいかねません。

叱り、突き放し、褒めない

社員が目標を達成できなかった場合は遠慮なく叱りましょう。

次は達成できるように叱咤し、達成するためにアドバイスを求められても、「自分で考えろ!」と突き放しましょう。

また、社員が少し目標を達成したくらいで、褒めてはいけません。褒められた社員は調子にのって、給与アップを言い出すに違い無いからです。

「見えない化」を徹底

もし、会社の売り上げ状況を一番理解しているのが社長だけなら、もっと「見えない化」を心がけましょう。「見える化」されていなければ、売り上げはごまかせます。

「見えない化」を徹底しておけば、社員が「給与を上げて欲しい」と言い出しても、「売り上げが芳しくないので難しい」と言えるのです。

そのためにも、「見えない化」は重要であると言えます。

そうして、ごまかした売り上げで、憧れの高級車を買いましょう。

いかがでしょうか?

社員が定着しない、社員がどんどん辞める会社の作り方が、何かヒントになれば幸いです。

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Posted by tnshine