思わず「こんな会社に居たくない!」と言いたくなる会社とは?
優秀な社員が辞めていく会社の作り方として、まとめてみました。
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お礼を言わない
社員の仕事に対して、決してお礼を言ってはいけません。「こっちは給与を払ってるんだから働いて当然」です。「それぐらい当然のことだ」という態度を徹底しましょう。給与を支払った分だけ、働かせてなんぼです。
些細な事でお礼を言っていては、キリがありません。そもそも、「社員が辞めていく会社」を目指すものとしては失格です。今すぐ、そんな会社を目指すのは辞めてください。
小さなウソを重ねていく
大きなウソをつかなくても、小さなウソを重ねていきましょう。
例えば、納期を伝えずに仕事をさせ、いざ間に合わなくなった時には、「おい!納期に間に合わないぞ!」と事前に伝えていたかのように、しらを切って檄を飛ばすだけでいいのです。
こうして、納期に間に合わないのを社員のせいにし、「おまえのせいだから、残業代は出せない」と言い張りましょう。経費削減もできてバンザイです。
また、待遇アップの口約束もいいでしょう。飲み会の席でならお酒のせいにできますので、一石二鳥です。
自ら率先して声掛けをする
社長たるもの、誰よりも率先して社員に声掛けをするべきです。
できるだけ明るく元気に、「お!今日も遊んでるねー!」と肩を軽く叩きながら声掛けをします。間違っても「お!今日もよく頑張ってるねー!」と言ってはいけません。
また、「今日も元気にサボってる?」「よっ!給与泥棒!」このような言葉も、非常に効果的だと言えるでしょう。
なんでも「やる気」や「根性」のせいにする
社員が成果を上げない時、社員がミスした時、なんか元気が無いと感じる時には、何かにつけて「やる気」の生にします。
「それは、やる気がないからだ」と、やる気のせいにしましょう。
「やる気あるのか?」と、やる気がないことを咎めましょう。
「やる気を見せてみろ!」と、激を飛ばしましょう。
「根性」も有効
そして、社員が弱音を吐くようなことがあれば、「根性」です。
「それは、根性がないからだ」と、根性のせいにしましょう。
「~~のクセに根性ないの?」と、根性無しのレッテルを貼ります。
「根性を見せてみろ!」と、激を飛ばしましょう。
このように、精神論は非常に大事なのです。
会社のために、社員を悪く言う
「使えない社員」は、クレームに繋がる仕事もします。
「社長を出せ!」と、呼び出されることも多いことでしょう。
そんなときは素直に、社員が悪いことをしたんだと、顧客に説明すればいいのです。
「申し訳ございません、きつく叱っておきますので」
「そうなんです、いつも失敗ばかりするヤツでして・・・」
「えぇ、えぇ、いつも注意しておるのですが・・・」
このような会話を、社員に聞こえるように大きな声でしましょう。社員の責任は社員の責任です。会社のために、社員に失敗を押し付けてピンチを乗り越えましょう。
そして、減給などもすれば、いち早く「こんな会社にいたくない!」と思ってもらえるようになります。
いかがでしたか?